美容に健康に!覚えておきたい、緑茶のはなし

茶葉のイメージ

1000年以上もの間、日本で愛され飲まれ続けている「緑茶」
近年は海外でも健康や美容効果があるという事で人気を集めています。「飲むだけで医者いらず」とも言われれている緑茶ですが、間違った飲み方をしてしまうと逆効果になってしまうかも…。

緑茶に含まれる成分とその効果

まずは緑茶に含まれる代表的な成分とその効果を簡単にご紹介します。改めて緑茶ってスゴイっ…!!

カテキン(タンニン)

緑茶の成分で代表的なものといえば「カテキン」。カテキンはポリフェノールの一種でタンニンと呼ばれています。カテキン=タンニンです。緑茶独特の爽やかな渋みはこのカテキンの成分。カテキンの効能は抗菌、殺菌、抗アレルギー、抗酸化作用、脂肪燃焼など。

テアニン(アミノ酸)

「テアニン」は緑茶に含まれるアミノ酸の一種で、飲んだあとに感じる芳醇な甘味はこのテアニンの成分。緑茶は複数のアミノ酸を含んでいますが、中でもテアニンが特に多く含まれています。テアニンの効能はリラックス、ストレスの軽減、集中力アップなど。

カフェイン

カフェインといえばコーヒーを連想しますが、緑茶も多くのカフェインを含んでいます。カフェインの効能は覚醒作用、脂肪分解作用、利尿、解熱鎮痛など。

ビタミンC

緑茶はビタミンCも含んでいます。野菜や果物のビタミンCは熱で壊れてしまいますが、緑茶のビタミンCは熱に強いという性質を持っています。ビタミンCの効能は肌の健康維持、抗酸化作用、ストレス抑制、免疫力の向上、など。

湯のみに入った緑茶

NGな飲み方

体にいい緑茶ですが、「淹れればいい」「飲めばいい」というものではありません。緑茶の性質を理解して、NGな飲み方は避けましょう!

宵越しのお茶は飲むな

昔からの言い伝えで「宵越しのお茶は飲むな」というフレーズをを聞いたことがありませんか?
この言葉のとおり、一夜過ぎたお茶は体に良くありません。お茶を淹れたの急須の茶葉には、たんぱく質や多くの栄養分が残っています。時間が経過すると、その茶葉の栄養分にカビや細菌が繁殖し、消化不良や食中毒の原因となってしまうというので、お茶は飲む分だけ淹れるようにすることが大事。またペットボトのお茶も開栓したら、なるべくお早く飲むことが推奨されてます。

ガラス容器に入れた緑茶 時間の経過で変色や渋み成分も強くなります

飲みすぎはNG

いくら緑茶が健康にいいからといって飲みすぎは禁物!緑茶は飲みすぎると体を冷やしてしまいます。またカフェインやシュウ酸も成分も含まれているので、飲みすぎにはくれぐれも注意が必要です。WHO(世界保健機関)は1日のカフェイン摂取限度は300mgと提唱しています。また結石の原因ともなりうるシュウ酸も含まれているのでカルシウムを含んだある食べ物と飲むと良いでしょう。

カフェイン含有量(100gあたり)       出典:日本食品標準成分表 2015年版(七訂)
玉露 160mg
煎茶 20mg
ほうじ茶 20mg
玄米茶 10mg

緑茶と緑茶の茶葉

お湯の温度で変わるお茶の成分!

緑茶は抽出する温度で効能が変わります。低温だと旨味(テアニン)出やすく、高温だと渋み・苦み成分(カテキン)が出やすくなります。

高温(80℃〜90℃)

高温で淹れたお茶はカテキンやカフェインなどの健康に効果のある成分がよく抽出されるので、粉茶などは高温で淹れて楽しみたい。

低温(50℃〜60℃)

玉露や高級なお茶は低温で。低温抽出で淹れたお茶は旨味成分であるテアニンの美味しさが味わえます。低温抽出で淹れたお茶は旨味成分であるテアニンの美味しさが味わえます。テアニンテアニンは副交感神経を優位にする作用があるので、リラックスしたい時などに向いています。

急須と日本茶の茶葉

緑茶の特性を知って緑茶ライフを楽しみましょう