あがり症の人がスピーチの前にやるべき6つのこと

叫ぶ女性

社会に出ると大勢の前でスピーチやプレゼンテーションをする機会も突然やってきますが、人前で話すことが苦手な人にとってはかなり辛いもの。
私がやったスピーチのための対策をまとめました。同じようにスピーチで緊張してしまう人のお役に立てればうれしいです!

下準備の必要性

まずはスピーチする為の下準備はしっかりしましょう。

「ノープランで思ったままに話した方が、案外上手くいくんじゃないか?」と思うかもしれませんが、

答えはNOです。上手い人のスピーチを聞いていると、カンペを見ずにアドリブや笑いを取りながら簡単にスピーチをしているように見えますが、それは性格的なものもあるかもしれませんが、人前でスピーチした経験値が高い人です。スピーチに慣れ、人にどう問いかけたら良いか?というのを経験を積み重ねているからです。

下準備は、いわば身を守ってくれる「防具」です。下準備をしていない状態でスピーチに望むのは防具なしで敵陣に望むようなもの。スピーチが苦手な人が、慣れないうちにノープランでスピーチに臨むのはオススメできません。

文章の作成

まずスピーチに使う文章を作成しますが、ここで重要なのは分かりやすい文章を作ること。
伝えたい事をいかに文章に練りこんでいたとしても、喋る順番がバラバラになってしまうと、聞いている側もスピーチ内容の意図を理解することができずに、

「結局何が言いたかったか?」

「それで、あなたはどう思ったの?」

などの疑念を抱かせてしまう可能性があります。まずはスピーチ内容が伝わりやすい文章を意識して作成しましょう。

原稿の用意

5W1Hを意識する

5W1Hとは、「いつ、どこで、だれが、なにを、どのように」をアルファベットの頭文字でまとめたものです。この5W1Hに照らし合わせたスピーチの文章を意識して作成すると、伝わりやすい文章が作成出来ます。初めから、問題提起や自分の主観を述べるスピーチの方法もありますが、慣れていないうちはこの5W1Hの方法に照らし合わせて文章の肉付けをしていくと、案外サクっと文章が出来ます。

《5W1H》
  1. いつ(When)
  2. どこで(Where)
  3. だれが(Who)
  4. なにを(What)
  5. なぜ(Why)
  6. どのように(How)

5W1H

なるべく詳細に書く

文章を書く時を作成する時は箇条書きで済ませずに、助動詞(です、ます、た、だ、れる、たい)も加えた文章を作りましょう。箇条書きにしたもので完成としてしまうと、スピーチをする段階で、咄嗟に文章が抜けて、助動詞が重複したり、誤った助動詞を使ってスピーチ中に自分や聴く側が文章の迷子になってしまう可能性があります。加えて、ここで助動詞を加えた文章を書くことで「ら抜き言葉」などがあれば、修正することが出来ます。

《助動詞》

です、ます、た、だ、れる、たい…etc
助動詞まできちんと書き出すことで、「ます」が二回続いてしまうなどの重複を避けることができます。

《ら抜き言葉》

「見れた」「出れる」「食べれる」…etc
食べれる、見れる等のら抜き言葉と呼ばれ、ビジネスシーンやスピーチの場ではふさわしい言葉遣いとは言えません。日本語を正しく使わないと、いくらいいスピーチをしたとしても、評価を落としかねません。ら抜き言葉は極力控えましょう。

リハーサル

できれば本番に近い形で立ってスピーチの練習をしたい。このリハーサル何度もすると、落ち着いて本番に望むことが出来ます。

発声練習

普段あまりスピーチしない人がスピーチ本番でマイクを使うと、必ずと言っていい程、声が震えます。
声が震える要因はスバリ「緊張」と「ストレス」
声が震えるから、尚更震えないようにと焦れば焦るほど声が震えます。
この声の震えを無くすには、「発声練習」が必要になります。スピーチの時に喉で喋ろうとすると震えます、腹式呼吸で「お腹から声を出す」発声練習をしてください。普段あまり大きな声を出さない人は、この発声練習が重要です。もちろん、当日もお腹から声を出してスピーチしましょう。

読み込み

面倒と感じるかもしれませんが、お腹から声を出す方法で何度も読み込みをすると、当日の安心感を大きく変えることが出来ます。また、何度も繰り返し文章を読むことで、文章や、カンペの読みやすさ(文字、紙の大きさ)も確認出来ます。

《本番を想定した練習》

なるべく本番のスピーチ場所や人数など具体的にイメージして行うと、自身も付き、問題点を解決する手立てになります。

  1. スピーチの流れ(起立→挨拶→文章→締め)
  2. カンペの文字の大きさは大丈夫か?

人のスピーチを見る

ユーチューブでも良いですが、英語を学習している方にはおなじみの「TED」というスピーチ専門の動画サイト(英語)がおすすめ。
英語のスピーチですが、間の取り方や、抑揚など、人のスピーチを見ることで学べることってたくさんあります。
TEDに飛びます→TED

服装

当日の服装で女性であれば、底が安定した「靴」がおすすめ。
緊張すると、声だけではなく足や手も震えてしまいます。ピンヒールや高めのヒールを履いていると安定しないので、まるで「子鹿」のような足の震えに見えてしまいます。出来ればヒールの無い靴か、ウェッジソールや安定したヒールの靴を選ぶ方が良いですよ。

脱いだヒール

緊張緩和

ツボ

いくら準備をしても、やはり緊張はしてしまうものです。そんな時簡単にできるのが、手のマッサージ。手の甲の親指と人差し指の間のくぼみ合谷(ごうこく)とよばれるツボが、手の平の真ん中には、「労宮(ろうきゅう)」と呼ばれるツボがあります。この2つはどちらも緊張を和らげてくれる作用があります。手の平はツボが集中している場所なので、緊張したら何回かツボを刺激してみてください。

冷やす

緊張で心臓がドキドキしたり、なんだか体が暑く火照って汗が出てしまう時は、体の熱を下げために、水分補給と手首や首元を冷やしてください。喉の乾きも潤うので気持ちも少し落ち着くはず。

よく緊張した時は「手の平に人という字を3回書く」とい割れていますが、科学的根拠はないようです。

思い込み

よく「人をじゃがいもだと思え!」などのイメージトレーニングを聞きますが、正直無駄です。
じゃがいもに見える訳ありません。思い込みは大事ですが、あまりに現実とかけ離れていると逆に難しいんです。私もスピーチが苦手なので、当日スピーチの場で、周囲の人に対して、こう思い込むことにしています。

緊張感のあるスピーチ

緊張感のあるスピーチの時は笑いってなかなか起きませんよね。自分がにこやかにスピーチをしていても周りの反応が「冷たい」「冷静」「真面目」「反応が薄い」な場面では、周りの人を敵と思う「イメトレ」はなかなか役にたちます。だって敵には笑いかけませんよね。こういう場面は打ち負かすくらいの心持ちで望んだ方が緊張が少ないと思います。

和やかなスピーチ

逆に形式ばっていない和やかなスピーチの場では、聞いている人が「うん、うん」と笑顔で頷いてくれたり、笑ってくれたりします。「この人達は味方。みんな私のことが大好きで温かい目で見守ってくれている」そう思い込みます。きっとこういうスピーチの場では目があったらニコニコしてくれる人、質問をして話を膨らませてくれる人がいるはず。

スピーチする女性

もし、少し間違えてしまったりしても一生懸命やったスピーチは必ず伝わります!
回数を重ねると慣れていくのでスピーチのの日程が決まったらなるべく早くから練習を重ねるといいですよ!